2009年4月20日月曜日

1万人に6人が億万長者!?ネット上では「信じられない」の声続々―中国


2009年4月16日、上海在住の英国人公認会計士・フージワーフ(中国名:胡潤)氏が最近発表した「2009年富豪レポート」の中に、中国で資産1000万元(約1億4500万円)以上の資産を有する富豪が1万人あたり6人存在するとの記述があった。この調査内容が、中国のネット界で論争を引き起こしている。中国新聞社が伝えた。

フージワーフ研究院が先に発表した「2009年胡潤富豪レポート」によると、中国には現在資産1000万元以上の富豪が82万5000人存在し、資産1億元(約14億5000万円)の大富豪が5万1000人いるという。彼らは北京、上海、広州などの大都市に集中し、主に株取引や不動産売買などで成功した人々。このほかにも「隠れた富豪」は多数いるものと思われ、「実際の富豪の数はレポートを大きく上回るはずだ」との但し書きが添えられている。
この結果に対し、6割のネットユーザーが「我々中国人はいつのまにこれほど豊かになったんだ?」とレポートに懐疑的な立場を示しており、3割が「基本的に正しい」、1割が「確かに中国人は豊かになった」と答えている。なかには「こんな調査より、貧しい中国人が何人いるかを調査すべき」と辛口のコメントを残すユーザーもいた。(翻訳・編集/本郷)

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